家族のカタチが変わる時
これまでも何度も家族の形は変わってきた。
兄や妹が亡くなった時
元夫が家を出たとき。
父や母が亡くなった時。
娘が地方の大学に入学したとき
次男が大学を卒業しニートになった時
娘が大学を卒業し家に戻った時
娘と次男がほぼ同時に就職先をやめてニートが2人になった時
長男が私を無視するようになったとき
そしてつい最近でいうと
二匹目のトイプードルが家にやってきた時
そして来月には娘が職場の近くのアパートに引っ越す時
次男が職場の寮に引っ越す時がある
子どもたちの成長とともに家族のカタチはますます変わっていく
来月は今までで一番大きな変化になる。
この家から今度はおそらく本当に2人の子供が自立して出て行くのだ。
大きく変わるのはこれまで家族のために食事を作ってきた。
それが今度は自分のためだけに食事を準備する。
買い物も変化するであろう。
月に支出するお金も減ってくるだろう。
当然作る物も量も変わってくるだろう。
今さまざまな原価製品を駆使して料理を作ることを楽しんでいる。
それらを上手に使用して毎日自炊することを楽しみにしている。
食費が王幅に下がることも楽しみにしている。
美味しくて健康的な食事をとることも楽しみにしている。
今回の家族の形の変化は表向きは母親の私にとって寂しいものに見えるかもしれないが今の私は正直楽しみなのである。
自分の好きなものを好きな時に食べ好きな時に準備する。
息子を満腹にさせるだけの食事は当分作らなくてよいのだ。
私のその任務はもう終わったのだ。
おそらく時々子供たちはご飯を食べに帰るだろう。
そのときは私は間違いなく喜んでたくさんの料理を作るに違いない。
その時までは気ままな一人食事を楽しんでいたい。
きっと私が少し飽きた頃子供たちが現れるだろう。
また新たに食事作りを楽しむ自分を想像することができる。
私は基本的に人が喜ぶことをするのは自分の喜びなのだ。
そこは私の幸せと結びついているはずである。
もう充分子どもたちには食事を作ってきた。
もうこれでいい。
これからは私が生きる
今回の家族の形の変化のときは私にとってとても大きな変化の時となるであろう
焦る気持ちを抑え、頭痛薬を飲んだどきにその効き目をまつように一息焦らず休んでその時をまとうと思う。
そして少しずつ少しずつしかも確実に前へ前へ進んで行こう。